VHSの製造が終了したようですね。
パナソニック「さよならVHS」 デジタル化で生産終了 35年の歴史に幕
VHS vs beta の争いの真っ只中にオーディオ小僧をしていた人間にとっては、感慨深いものがあります。
その後、VHD vs LDというのもありましたが…..
カセットテープも同じ道を歩むのでしょうか。
さて、音声しかり映像しかり、およそデータと言われるものは、分散から集中に向かっているように感じます。
いわゆるクラウド化ですが、これは、場所を問わず、プラットフォームを問わず、同じ情報にアクセスできるというメリットがありますよね。つまり、効率を求めた結果と言えるわけです。
「効率を求めて集中」とは、最近どこかで聞きませんでしたか?
効率を求めた結果このような不具合が起きた。
これからは、分散化だ。
そう、電力ですよね。
分散して発電していたのでは効率が悪い。だから、なるべくまとめてたくさん作ろう。
しかし、その集約化に潜んでいたリスク要因を全く認識していなかったと。
目に見えないコストがかかっていたと。
戦前は、各地で小規模水力発電をしていました。まさしく、分散電源です。
それが、電力供給が地域独占の現体制になる段階において「効率化」の御旗の元、集中が進み淘汰されました。
震災を受けて、この流れが逆流している、集中→分散のかけ声が挙がっているのはご承知の通りです。
すると、データに関しては、この逆を行っていますよね。
分散(個別)→集中(クラウド)
SP-Methodを紹介している私としては、「さて」と思うところです。
この先はどうなるのだろうと。
安全性という観点からすると、個人が自分のPCのHDDにデータを持っているよりは、クラウドに任せていた方が安心・安全だ。冗長化されていて、バックアップ体制もとれている。確かにそうでしょう。個人では何重にもバックアップできませんし、メンテもしていません。
安心・安全で、かつ、いつでもどこでもアクセスできるのであれば、これほどラクなことはない。
最近は、無料でも30GBの容量を提供しているクラウドもありますから、以前のように不自由することもなくなってきています。
でも、どうなんでしょうか。
電力のようなことは起こらないのか。
今後、「ストレージ」という分野はどのように発展していくのでしょう。
政府のスマートメーター審議会でも、同様な議論がされていました。
住宅毎に設置されているスマートメーターから、直接その家庭のコントローラーに情報を送るのか。
それとも、一旦電力会社を経て提供するのか。
はたまた、別の第三者あるいはハウスメーカーのサーバーに集約するのか。
分散と集中という議論は、色々な分野にも存在します。
この切り口で新商品ネタを探してみると、面白そうですね。